事業アイデアを出すコツ - Point -

成功する事業アイデアを出すコツ

STEP1.どんな事業も3つの要素から成り立っていることを知る

世の中には、いろいろな事業が存在します。
でも、どんな事業でも、3つの要素で説明がつく、と言われています。
それは、①誰に、②何を、③どのように提供する事業なのか、この3つです。
この3つがはっきりしていれば、その事業を把握することができます。
ですから、自分で事業アイデアを考えるときも、他人に事業アイデアを説明するときも、この3つの要素から考案、ないしは説明をすることが重要です。
では、それぞれの内容をもう少し詳しく見てみましょう。

STEP2.「誰に」提供する事業なのかを考える

「誰に」どんなことに困っている人?どんなことを熱望している人?マーケティングの勉強をしていると、ターゲティングとか、ペルソナといった言葉が出てきますが、要するに、商品やサービスを提供する相手は誰で、それを深掘りすることが重要だということを、ちょっと難しそうに言っているだけです。
事業アイデアを考えるときは、まず、この「誰に」を考えます。
相手は、男なのか、女なのか。年齢はいくつぐらいなのか。どんな生活を送っているのか。
そして、ここで最も重要となるのが、「どんなことに困っている人」なのか、あるいは「どんなことを熱望している人」なのかを、想像することです。
たとえば、「毎日の子育てがたいへんで、疲労が積りに積もった20代主婦」とか、「LINEなんかを使わずに、もっと簡単に、小・中・高校生の孫とコミュニケーションをとりたいオジイチャン・オバアチャン」とか、「普通の日本旅行には飽きたので、もっと感動体験を味わいたいと思っている40~50代の外国人富裕層」とか。
人がお金を払って行動するときには、常に理由(困っている、熱望している)が存在します。
その理由を想像しながら(もしくは事実確認をしながら)、相手を特定しましょう。
あなただけが知っている理由(困り事や強い希望)があれば、その事業は大きく羽ばたくかもしれません。

STEP3.「何を」提供する事業なのかを考える

「何を」差別化、独自性他よりも優れた〇〇、他にない〇〇次に、「何を」提供するのかを考えます。
通常、事業アイデアを思いつくときは、提供する商品やサービス(何を)を最初に思いつくことが多いと思いますが、ここで重要なのが、難しい言葉で言うと「差別化」とか、「独自性」ということになります。
もっと簡単に言うなら「他にない○○というサービス(もしくは商品)」になっているか否かということです。
「他にない○○」、これがポイントです。
他にもあるサービスや商品を扱う事業は、そのままの形で提供しようとすると、事業をスタートしてから苦戦します(他にもあって、あなたから買う理由がないから)。
事業アイデアを考えるときは、少なくともインターネットなどで、他社が扱っているものを調べて、それらと比較して優位性があるものに仕上げましょう。

STEP4.「どのように提供するのか」を考える

「どのように」顧客が望んでいる入手方法店舗?通販?WEB?マンツーマン?商品やサービスを顧客に提供する方法はさまざまです。
店舗販売、通信販売、インターネット上のダウンロード販売、営業マンによる戸別訪問販売、代理店経由、あるいはそれらの組み合わせなど、どの方法を選択することが最も適切なのかを考えます。
ここでのポイントは、自社にとってラクだからとか、効率的だから、という視点ではなく、あくまで購入する顧客とって有益であるかどうかです。
たとえば、何かの技能やスキルを高めたいと思っている人たちにスキルアップのレクチャーをするときに、自社にとって簡単だからといって、ネット上で動画や教材を不特定多数に配信しても、1対1のマンツーマン授業を望んでいる人にとっては、まったく受け入れられないものになってしまいます。
インターネットが発達した現代においては、誰もが簡単に入手したいと思っていると考えがちですが、案外、じっくりと学びたい、個人的なつながりを求めている、といった層も少なくありません。
考案した商品やサービスを「どのように提供するのか」という要素もまた、事業の成否を決定づける上で大切な要素ですから、しっかりと考えてみてください。

STEP5.そのほかの要素も合わせて考える

そのほかの要素「販売促進」「数値計画」詳しい事業計画書はもっと先へ行ってから作るにしても、事業アイデアを考える段階でも、上記3つの要素のほかに、いくつか考えなければならないことがあります。
ここでは、事業を運営していく上でも重要になる2つの要素についてお話しします。
ひとつ目は、販売促進戦略です。つまり「どうやって売るのか」ということです。
せっかく考案したサービスや商品も、存在を告知しなければ誰も振り向いてくれません。
山ほどある販売促進方法の中から、だいたいの予算を想定しながら、考案した商品やサービスに最も適した方法を選択して販促活動を展開することが大切です。
ふたつ目は、数値計画です。
数値計画の立案については不得意な人が多いようですが、事業を立ち上げるために必要な初期費用(設備や商品仕入れ、事務所・店舗の契約料など)や、損益計画(月別・年度別の売上・原価・経費計画など)、さらに資金繰り表なども用意できるようであれば、事業の実現性がグッとアップします。
事業運営とは、「社会貢献」と「マネーゲーム」を両立させるクリエイティブな作業です。
社会貢献を継続していくためには、資金をうまく回していかなければなりません。
事業アイデアを考案するときは、概算でよいので、数値計画も合わせて考えましょう。

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